50代で博士号(体育科学)を取得した後、予防医学の仕事をしてきました。病気になる前の「なんとなく不調」の段階で食生活やライフスタイルを見直したてなおす。そうやって、カラダも心も快適な状態でいたいものです。その上で「自分らしい人生」を歩めたら、それこそ幸せ。
これまで、私なりの切り口で健康情報をお伝えし、個人や企業の活動のサポートをさせて頂きました。
その過程で分子栄養学に出会いました。カラダの不調はミトコンドリアの機能低下だったり、頑張りすぎる性格が災いして、過剰なアドレナリンを分泌し最終的に疲労が蓄積している。大学で学んでいない、でも科学的で腑に落ちる内容ばかりでした。
そして、その健康問題の一因として、汚染物質の体内への蓄積が科学的に明らかになっていることを知り、愕然としました。
地球環境が危機的状況だということはニュースで知っていますが、地球と体内がリンクしている臨床症例を初めて知りました。
予防医学は価値ある仕事。でも、今の私は地球をキレイにして、カラダをキレイにする活動に興味があります。そういえば、子供の頃に横浜の桜木町を流れる川をいつかキレイにする仕事をするんだ、と考えていたことをふと思い出しました。
環境はあまりに大きな課題で、いったい何から手を付ければいいのか全く分かりません。個人でできることもあれば、コミュニティや国家レベルでないと結果を出せないこともあります。どのレベルも必要です。
右も左もわからない門外漢の自分は、まずは専門家の方々に話を聞いてみよう。その中で、いま自分にできることを見つけて、みんなで行動した時の明るい予測を立ててみよう、と思いました。
待ったなしの環境問題には優先順位が重要です。感情や感覚で行動を決めないで、科学の目が必要です。ラーメンの残り汁を水道に流すのと、紙に吸わせて燃えるごみで出すのと、どっちがいいのか?など、日常のささいなことを科学的に思考すれば、なにかしらの糸口が見えてくるでしょう。
どんな発見や気付きがあるのか、ワクワクします。先を明るく見ていきましょう!ご意見、ご感想、アドバイス、お待ちしております。
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